【RE Club Japan 第2回イベントレポート】マツダファンフェスタ2025会場でMX-30 R-EVのレース参戦応援&プチ座談会を開催しました

RE Club Japan 第2回ミーティングは富士スピードウェイ

10月4日(土)の富士スピードウェイ。小雨が降り肌寒い中、RE Club Japan(RECJ)は、「MAZDA FAN FESTA 2025」で2回目のイベントを開催しました。

今回のテーマは、マツチャレ参戦中のMX-30 R-EVチームの応援(91年以来のREワークス参戦⁉︎)、そしてレース後のプチ座談会。盛りだくさんのMFFの中ですが、有志の少人数でゆるやかに楽しむ会となりました。

「MX-30 R-EVチームを応援!」

マツダ ヘリテージマネージャーの山口宗則さんにご案内いただき、MX-30 R-EVチームのピット正面、メインスタンドへ。

最高速は140km/hながら、リアに初心者マークを輝かせながら走る姿に拍手を送りました。

途中のオーバーテイクには思わず「頑張れ!」と手に力が入る場面も。

結果は――34台中32位!クラス優勝!(同クラスは1台笑)

応援席では温かな祝福の笑顔と拍手が起こりました。

「こじんまりと座談会」


レース後、MX-30開発主査の岡留さん、ヘリテージマネージャーの山口宗則さん、そして常務執行役員であり常務執行役員 車両開発・商品開発・デザイン・コスト革新担当の佐賀尚人さんと参加メンバー10名による1時間の濃密な座談会が始まりました。

それぞれがマツダへの想い、愛車とのストーリー、そしてこれからの期待を語り、丁寧にやり取りをしていく――そんな時間でした。

話題は尽きることなく、その一部を紹介すると――

• 「RE反対派が多いと言われる背景」
• 「低速トルクを電動で補うアイデア」
• 「S耐(スーパー耐久)参戦の可能性は⁉︎」
• 「REを作りたくてマツダに入った人たちが、ロードスターを作り出した。つまり、ロードスターにはロータリーの兄弟のDNAが流れている!」
• 「スピリットRのメッシュブレーキホースの廃盤について。さらに、導入したのは佐賀さん本人だった⁉︎」

など、笑いや発見が交錯する時間となりました。

 

個人的に印象的だったのは、佐賀さんの「日本には2つの独自のエンジンがある。1つはマツダのロータリーエンジン。もう1つはスバルの水平対向エンジン」という言葉。

REはまさに間違いなく日本独自の技術であり、マツダのモノづくりへの情熱、そして飽くなき挑戦の精神を象徴しているのだと感じました。

座談会の締めくくりに、佐賀さんがこう語ってくださいました。

「どの人にも、クルマを所有するストーリーがある。次の世代のクルマも、誰もが楽しく乗れるものにしていきたい。」

近い距離で語り、笑い、時に真剣に考え合う。

そんな濃密で温かいひとときを過ごせた事をとてと嬉しく思っています。

ご参加いただいた皆さま、そしてマツダの皆さま、本当にありがとうございました。

(RE Club Japan 佐伯)